物理学科生が、物理学科について解説してみた。

こんにちは、しば(@akahire2014)です。

ぼくはいま、大学3年生で所属は理学部物理学科です。

大半の人からすると

理学部。。。。。きも。。。。。。。。

みたいな感じかとおもいます。

理学部ってどこの大学にもあるわけじゃないし、どんな人がいるのかなって思う人は多いんじゃないでしょうか?

実際僕も入学するまでは、雰囲気とか分かっておらず、「コミュ障が多いんだろうな….」と考えていました。

理学部の物理学科所属である私が、わかったことをまとめてみました。

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私がなぜ物理学科に入ったのか

そんなに深く考えていたわけではありません。高校生が大学の学部決めるのなんてそんなもんですよね?

物理が好きだった

一番はこれが大きいですね。これがなかったらわざわざ、就職に不利そうな学部選ぶはずもありません。高校生の時に量子力学の本や宇宙の本を読んで、「ビックバンすげええええええ」みたいになっていたので、サクッと物理学科に入ろうと思いました。

たいていの人はどうなんでしょう?めっちゃ考えて学部とか選ぶんでしょうか?世間知らずの僕には大学の学部選びなんてものは適当でしかありませんでした。僕の周りの人も、だいたい宇宙とかロケットとか、量子力学に興味があってなんとなく入っている人が多いです。「この分野の研究が今後世界でも重要に……」とかいう人。ウン….イナイ。

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しばのプロフィール

工学部は…..

機械が沢山動いている工場とか嫌じゃないですか??これもまた適当な理由ですが、「なんか機械嫌だあ……」ていうノリで工学系の学部はごっそり選択肢から消えていました。田舎者には工学とか興味わく瞬間ないしね。まわり大工か看護師か教師しかいねえもん

物理学科てどんな人間が多いの?

理学部ってコミュ障が多いイメージですよね。だいたいそんな感じです。だから僕みたいに、こそこそブログ書いてるような人間がいるんです。僕自身は高校生の時から物理とか数学の本を読んでるおとなしめの性格だったのですが、まわりにもそういうタイプの人間が多いですね。

オタクっぽ人

このタイプが一番多い気がします。オタサー的なノリの塊の人たちですが、本当に姫的ポジションの女性も現れています。授業後にカードゲームとかしてる人とかいます。まあ理学部というか理系ってこんな感じの人多いとおもいます。結構気さくに喋ってくれるタイプの人が多いので、仲良くなりやすいです

普通の人

普通の人もいます。全体としては30%くらいの割合ですね。普通なんで特に言うこともないです。

ソロプレイヤー

私の所属している物理学科のなかでは、「あれ?こいつが喋ってるの一回も聞いたことないぞ?むしろ人と行動してるのを見たことがねえ」って人が何人かいます。授業で発言しているのを聞いて、感動しました。こういうタイプの人間は異常なほど頭がいいです。イミワカラン数式とか普通に思いついてますもん

物理学科の女性

女性の方は全体の10%くらいしかいません。理系の宿命ですね。「理系がいいけど女の子が少ないのは嫌だ」って人は生物系か化学系の学部学科に行けば女性が多い印象です。情勢の方の印象としては、勉強に対しては不真面目な人が多いです。授業もあまり来てません。高校の時は女子の方が真面目なのに、なんで逆転するんでしょうかね。

何を勉強しているのか

大学の物理と高校の物理の内容は結構変わってきます。ですが高校の物理が好きなら、大学の物理も好きになると思うのでそんなに心配はいりません。

1年生の時

この時期は、物理学を勉強することはあまりしません。物理の授業は週2コマしかありませんでした。どこの学部でもそうですが、一年生の時は教養科目を勉強します。理系ですが、英語と第二外国語(ロシア語、中国語、フランス語、朝鮮語など)や、化学、数学、生物学といった理学部の他の学科の基礎的な授業もありました。正直数学以外あまり使うことはありませんでした。逆に数学は、微分・積分や行列を習うのですが、物理でもがっつり使います。

2年生の時

二年生になると、教養科目は終わって専門科目がスタートしました。高校でもやる、電磁気学、力学も習いますが、内容は全く違います。大きな違いは、微分・積分をたくさん使うということです。エネルギー保存則は高校では証明なしに使いますが、大学の力学ではエネルギー保存則を運動方程式から導出したりします。

上記のように大学の物理では微分積分学をふんだんに使うので、微分・積分に関する授業もあります。それが数理物理学というものです。物理学と名前が付いていますが、物理のための数学といったところ。高校で習った数学が基礎になっていて、数学の重要性を身にしみて感じましたw

3年生の時

三年生になると、専門科目が結構難しくなってきます。量子力学・統計力学・物性物理学・原子核物理学・宇宙物理学といった科目があって各々の興味に従って選択していく感じです。

またこの時期になると、実験が始まって結構忙しかったです。実験自体に時間がかかるのもあるのですが、データの解析とレポートにまとめる作業に時間を食われます。データの解析と、グラフの作成にはExcelで事足りるのですが、数式を書かないといけないのでWordは使い物にはなりません。そこでLatexというソフトを使ってレポートを作成していきます。このソフトは数学者の人が開発したソフトで、物理系の研究者はほとんどの人がこのソフトを使っているらしいです。

就職はどうなの?

就職は特に心配する必要はないと思います。なぜなら就職のとき大事なのは、大学の研究内容ではなく研究を通じて自分がどのようなスキルを獲得したか、企業に入って研究する上で研究を進めていく能力があるかどうかだからです。大学の研究と就職してからする研究が同じになる人なんてのはほとんどいません。企業側も、人材を絞り込みすぎても、人が集まるわけないので、研究に柔軟に適応してくれるかを見ているだけのようです。就職に関してはこちらの記事も参考にしてみてください

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おわり

高校生の時に、理学部ってどんな感じか全然わからなかったので、今回の記事を書いてみました。理学部に興味がある人の参考になったら嬉しいです。

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