学生エンジニアのしば(@akahire2014)です。
僕は未経験からプログラミングを初めて、今は学生エンジニアとしてプログラミングの案件をもらって仕事しています。
もちろん僕の周りにはプログラマーの人がたくさんいるんですが、一番驚いたのが「理系の少なさ」です。
プログラミングといえば意味のわからないアルファベットが並んでいるのを簡単に想像できるので、「プログラミング=理系」だと思っていたのですが、文系の方が多かった。
この記事を見てくれているあなたは、

と思って見てくれているでしょう。
そんなあなたに学生エンジニアとして働く僕が実際に文系プログラマーを見てわかった実態を交えながら、
- 文系でもプログラミングができる理由
- 文系が持つ疑問とその回答
- おすすめのプログラミング学習方法
について書いていきます。
■目次(クリックで飛べます)
文系プログラマーの方が周りに多い
冒頭でも言いましたが、僕の周りには文系のプログラマーの方が圧倒的に多いです。
具体的には理系は30人くらいいる知り合いの中で3人くらい。
意外にも文系でプログラミングやっている人って多数派なんです。
まだ僕が大学生だからかと思いきや、割合は逆転しますが、社会の中でも文系のプログラマーの数は普通に多いんです。

出典:IT人材白書
理系だと研究室や授業でプログラミングを触る機会に恵まれていたり、機械を操作するためのプログラミングは理系にしかできないので、理系の割合は高くなっているのだと思います。
おそらく僕の周りに文系のエンジニアが多いのは、僕がWeb系と呼ばれるWebサイトを作るためのプログラミングをしているからでしょう。
この記事を読んでくれているくらいITに興味があり実際に行動を起こしているあなたなら、十分にプログラミングを習得する可能性があるでしょう。
実際僕の周りにゴロゴロいるわけですし
文系でもプログラミングができる6の理由
実際にやっている人がいるんだから、文系でもプログラミングができることはわかっていただけたと思います。
僕は理系ですが、正直文系理系はプログラミングにはあまり関係ありません。
むしろ理系の僕からすると、文系の方がプログラミングを習得する可能性が高そうだなと思う理由が幾つかあるので紹介します。
文系の方がプログラミングを学ぶ時間がある
理系大学生と文系大学生の余暇の時間を比較すると圧倒的に文系大学生の方が暇だと思います。
バカにしているわけではなくて大学のカリキュラム上そうなるのがほとんどかと思います。
プログラミングの習得にはある程度のまとまった時間を取る必要があるので、時間に余裕のある文系の方がプログラミングを習得しやすいのです。
僕の周りでも学校にあまり行かずにプログラミングばっかりやっているような連中がたくさんいます。
その上自分でサービスを立ち上げて起業しているような人もいるので、就活とか絶対敵いません
理系の知識がいらないプログラミングはたくさんある
「プログラミング=理系」の方程式が成り立つ理由としては、あの意味のわからないアルファベットが最大の原因でしょう。

これは僕が書いた大して難しくないコードですが、プログラミングを全く知らない初心者の人からすると難しく感じるはず。
確かに初心者にとっては難しいんですが、このコードの中には理系の知識など一切入っていません。
もちろんパソコンの仕組み〜とかまで気にしだすと、トランジスタがどうのとか理系の知識が必要になりますが、コンピューターの仕組みは知らなくてもプログラムは書けるのです。
僕は理系ですが、大学では物理を勉強しているのでコンピューターの仕組みなんてこれっぽっちもわかっていません。
理系の知識がいらないのなら、もはや「プログラミング ≠ 理系」じゃないですか?
理系でもほとんどプログラミングはやらない
そもそもなんですが、理系でもプログラミングってほとんどやりません。
僕も大学でプログラミングを触ったのは10時間くらいかな。
もちろん、情報系の人たちはバリバリにプログラミングすると思うんですが、それ以外の理系はと言うとプログラミングってほとんどやらないんですよね
同じ物理学科の友達にプログラミングで数値計算をするような人たちがいます。
でも物理がメインなので、彼らもプログラミングは片手間でやっているだけです。
それでも理系のプログラマーが多い理由としては
- 機械制御などには理系の知識がいる
- 高度な数学が要求される仕事もある
- 理系的な考えが要求される
と言う感じかと。
最近流行りのディープラーニングとか量子コンピューターとかになってくるとさすがに文系では専門外すぎて理解できないです。
理系の知識が全く要らない分野が豊富にある

逆に文系のプログラマーがいる理由としては、社内システムなど、理系の知識が全く必要ないプログラミングもたくさんあるからです。例えば
- 社員の勤怠管理
- ブログの運営
- 楽天などのウェブサイト構築
と言った風に、考えてみれば理系の知識が全くないけどプログラミングで出来ているものが世の中には溢れていますよね?

僕自身プログラミングを学んで、Webサイトの製作のアルバイトをしていますが、数式が出てきたことなんて1回もありません。
さらに最近は機械学習や統計処理の分野のプログラミングですら、フレームワーク(便利ツールみたいなもの)が充実しているので、仕組みがよくわからなくても簡単な機能なら実装できるように変化しています。
コミュニケーション能力が重要
プログラミングって一人で黙々とやっているイメージですが、全然そんなことはありません。
一つのサイトを自分一人で作るっていうのはほぼ不可能なので、いろんな人と協力したりお客さんの要望を聞いたりする必要あるので、コミュニケーションが発生します
僕も学生エンジニアとして案件をもらうときは、「どこまで実装したらいいのか」、「ここのデザインどうしたらいいのか」とたくさんコミュニケーション取らないといけません。
エンジニアには専門性があるため、専門外の人とのコミュニケーションにはある程度難しさがあるんです。
僕の周りでプログラミングを勉強し始めた社会人の方がいますが、始めた理由が「社内のエンジニアとうまくコミュニケーションを取るため」と言っていました。
今の時代、エンジニアにもコミュニケーション能力が求められています。
英語を読めると有利

プログラミングを使って何かを作る時には、自分で全部考えるなんてことはなく、ググって他の人のコードとか知識を参考にします。僕も何か困ったらとにかくググってます。
日本語の参考サイトも多いので助かっていますが、それでもやはり英語の参考サイトの方が圧倒的に多いです。
日本語で手頃なサイトが見つからなかったときは英語のサイトまで目を通すことも多いです。
プログラミングではエラー文も英語で書かれているので英語ができる文系の人たちの方がプログラミングするのに有利だなと感じます
プログラミング学習でのよくある疑問
ここからは文系に限らずプログラミング学習でよく聞かれる質問について答えていきます。
大学でプログラミングしてないんだけど、どうやって勉強したらいいの?
僕は理系ですが、物理学科なので大学では全くプログラミングをしません。
なので自分で勉強法を調べたりして、学習してきました。
プログラミンング学習の主な手順としては
- プログラミングを学ぶ目的をはっきりさせる
- 自分の学ぶべきプログラミング言語をしる
- その言語を無料サイトで軽く学習する
- プログラミングスクールに通う
- 自分の考えた物をプログラミングで作る
- バイトやインターン就職してエンジニア経験を積んでいく
といった感じになります。
プログラミング言語の選び方や学び方に関してはこちらの記事に書いてあるので、リンク先を読んで自分がどの言語を学ぶべきか考えてみるのが最初の一歩になります。
主に大学生向けの記事になりますが、誰にでも参考になるはずです。
プログラミングってやっぱり難しいイメージがあるけど、文系でも挫折しないの?
プログラミング学習で挫折するかしないかに、文系も理系も関係ありません。
それを前提として話をします。
僕の周りでプログラミング学習を挫折してやめてしまう人には2パターンあって
- 独学で頑張ったけど、エラーが出た時に聞く人がいなくてそこで止まってしまう
- 自分がプログラミングを学ぶ目的がわからずにやめてしまう
「自分がプログラミングを学ぶ目的がわからずにやめてしまう」
この悩みに関しては、僕のこの記事を読んでくれて、学ぶべきプログラミング言語を考えてくれたら大丈夫なはず。
独学で頑張ったけど、エラーが出た時に聞く人がいなくてそこで止まってしまう」
けど、これに関しては大学とか職場で詳しい人がいる幸運な人しか対策のしようがありません。
ある程度独学でやってみて、エラーでどうしようもなくなったら絶対にプログラミングスクールに通うべきです。
プログラミングスクールは高額ですが、質問し放題なので効率よく初心者の壁を越えることができます。
プログラミングスクールでは無料体験をしているので、まずは話を聞いてみるのがいいでしょう。
特におすすめなのが侍エンジニア塾というところの無料体験で、自分がどのプログラミング言語を学習すべきか?という相談にも乗ってくれるのでまずは相談だけでもするといいです。
無料体験の内容や、侍エンジニア塾の詳細について知りたい人は、僕の書いた侍エンジニア塾の解説記事を参考にしてみてください。
きっと方向性が見えてくるはずです。
就活とかでもプログラミングって有利なの?
めちゃくちゃ有利になります。
今の時代、なんでもITが関わっています。
むしろITに関わっていない分野なんてないほど。
そんなわけで、僕が働いているプログラミングスクールとかでも、

という人がたくさんいます。
学生のうちから勉強しておけば周りに差をつけられるし、ほとんどのプログラミングスクールでは学割が40~50%くらいあるのでマジでやるなら学生のうちにやっておいたほうがいいです。
また実際に僕が就活イベントに参加して、本当にプログラミングが就活において武器になるってことを体験したのでその記事も興味があれば読んでみてください。
プログラミングは文系でもできる!まずは自分のやりたいことを探そう
ここまで読んでくれたあなたなら、文系でもプログラミングできるってことに気づいたはず。
とはいえプログラミングの学習自体は理系文系関係なく最初は難しいんですよね。
その最初の壁を越えるためには自分がプログラミングを学ぶ目的をしっかり定めきたいところ・・
おすすめの方法としては侍エンジニア塾の無料体験を受けて相談することです。
ちゃんと方向性を定めていない人は、僕の周りでは90%の人はプログラミング学習をやめてしまいました。。。
最初の壁さえ乗り越えればプログラミングはめちゃくちゃ楽しいので、頑張ってください!