僕はプログラミングスクールでRubyとRuby on Railsを学びました。
今はインターンでRailsを使ったWebサイトの開発をしています。
プログラミングスクールで学んで自分のための簡単なアプリを開発するくらいなら問題ないのですが、実際の現場で開発しているとRubyの
- 詳細な仕様
- このエラーがRuby由来か?Rails由来か?
- もっと綺麗な書き方はないのか?
などといった疑問が出てきて、プログラミングスクールで学んだ知識だけでは全然足りなくなってきます。
そこで伊藤淳一さんの「プロを目指すためのRuby入門」という書籍を購入してRubyの基礎知識をある程度網羅しました。
めちゃくちゃわかりやすかったので、よかった点をこの記事にまとめておきます。
- プログラミングスクールでRubyを学んだけど詳しいことは自信ない
- Rubyをもっと極めたい!
- 他の言語の経験者だけどRubyに興味がある
- Railsをもっと理解するためにもRubyの基礎を固めたい!
って人はぜひ読んで見てください。

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プロを目指すためのRuby入門って何がいいの?

説明がわかりやすいから効率的

「プロを目指すためのRuby入門」の著者である伊藤淳一さんはQiitaやブログでプログラミングに関する記事をたくさん書いています。
僕もよく読みますが、どれもわかりやすい。。。。
最近読んだのでいうと、使えるRSpec入門・その1「RSpecの基本的な構文や便利な機能を理解する」っていう記事なんかかなりわかりやすくてめっちゃ助かりました。
伊藤さんはQiitaの貢献度ランキングみたいなので個人ランキング4位らしいです。
本の中では結構難しいことも書かれていたのですが、わからなくて10分くらい考えたのは全体を通して3回くらいしかありませんでした。
分厚い本ですが、その分説明がふんだんに書かれているのですぐに読み終えることができました。(3時間くらい)
学べる内容ってどの本でも大して変わらないです。
なので選ぶポイントとしては「わかりやすいか?」が一番大事なわけです。
その点この本は最高でした。
手を動かしながら学べるので飽きない

伊藤さんのQiita記事もほとんどそうですが、説明をするだけでなく実際に練習問題が用意されているので飽きずに学ぶことができます。
練習問題ではただ問題を解くだけでなく、伊藤さんがどんな思考手順でコードを書いていくかが書かれているのでそこも勉強になります。
ほとんどの練習問題ではTDD(テスト駆動開発)を使って実装していく様子が解説されているので、ちょっとしたTDDの練習にもなります。
練習問題がたくさんあることで、読んでいる間にもコードを書くことができ楽しく学習することができます。
どんなにわかりやすく書かれていても実際に手を動かさないと身につかないし、達成感無いですからね。
学校の授業をノート取らずに聞くのって辛いですよね?それと同じだと思います。
Rubyの基礎知識がこれ一冊で網羅できるからこの本だけでとりあえずOK
僕みたいにプログラミングスクールで学んだ人は基礎知識がところどころ抜け落ちてたりします。
この本で学んだことをいくつか書くと
- Rubyに置ける真偽値の考え方
- 定数の扱われて方
- moduleの使い方
- Procオブジェクト
などがあります(本当はこれの10倍くらいあるけど)
インターン先のソースコードで見た書き方や、今までは文法だと思っていたものが違っていた!なんてことがたくさんあるので本当に読んでよかったと思います。
すぐには使わなくてもなんとなく覚えているとググりやすくなる
プログラミングを始めた時のことを思い出してください。
タイプミスのエラーなのに「何が間違っているかわからず、時間を潰してしまった」なんて経験があるのでは無いでしょうか?
Rubyの基礎知識について網羅的に少しでも知っていると、エラーに遭遇した時に原因を素早く思いつくことができます。
本で学んだ全ての知識が業務ですぐに役立てれるとは思いませんが、将来エラーに遭遇した時にかなりの時間を節約してくれるはずです。
Railsをやる前にRubyをやろう

多分この記事を読んでくれている人はRailsも使っている人でしょう。
(多分っていうかほぼ100%)
Railsは初心者でも簡単に使うことができますが、逆に仕組みがブラックボックスになっていることが多いです。
Rails独自のメソッドや決まり事もたくさんあります。
そんな時にRuby自体について知らないと、「Rubyの挙動なのか?Railsの挙動なのか?」ってことがわかりにくくなってしまいます。
この本を読んでRubyを理解し、さらにRailsの本を読み込めばエンジニアとしてさらにレベルアップできるはずです!
逆に知らないまま使っていると、「なんで動いてるかわからんけど、いけてるわ」っていう残念なエンジニアになってしまいます。
Rubyの挙動を理解するともっとRailsが楽しくなるはずです!
ぜひこの本を読んで見てください!
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